安心安全なポジショニングについて
訪問看護ステーションコネクト ひらかた
理学療法士 谷 勇介 氏
理学療法士の視点からポジショニングを学びました。
『安心安全なポジショニングについて』
1) ポジショニングの目的、考え方
快適な休息姿勢をサポートする → 局所に圧が集中しない(痛みや苦痛がない)
【ポジショニングの効果】
・全身の力が抜ける
・拘縮が予防できる
・呼吸が楽になる
・よく寝れる
・精神的に安定する
・褥瘡が予防できる
・接触、嚥下が良くなる
【考え方】
・隙間を埋めて、支える場所をつくる。
・点で支えるのではなく、面で支える。
2) ポジショニング(仰向け)の4つのポイント
① 枕の位置(首の後ろに隙間をつくらない)
② 身体のねじれ(肩と骨盤が平行になる)
③ 脚のサポート(膝裏とかふくらあぎとかだけでなく面でサポート)
④ 腕のサポート(肩から浮くから、肩~肘まで支える)
3) ポジショニング時の注意点
・クッションになじませる(腕や脚を軽くクッションに押し当てていく)
・手の使い方(4本の指をくっつける。広い面で触れるため対象者にやさしい)
・身体に触れる一は、関節もしくは骨(後頭部・肩の骨・肘・腰・膝・かかと)
・マットレスの硬さも重要。(柔らかすぎるのも力が抜けない)
・タオル類の使用は注意。(はじめは良いがだんだん固くなる)
【まとめ】
ポジショニングに正解はない。その都度利用者の状態に合わせて考えていくことが大切。
ポジショニングの目的、考え方をみんな共有して、一人の利用者さんにとって安心安全なポジショニングを考えていきたい。
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