心の声を大切にしよう
夏♪
ひまわり達が、太陽に向かって咲いています♪
暑くないのかなぁ・・・と思っちゃいますが、ひまわり達は太陽のエネルギーをたくさん吸収しているんでしょうね♪
なんだか、すがすがしい気持ちになります♪
もうすぐ咲きそうなつぼみを発見♪ やっぱりつぼみは、かわいいな~
最近、ハッと気づいたことがあったんです。それは、「ココロのメンバーはいつも笑顔にかこまれている♪」ということです。
なんでいままで気づかなかったんだろう!
ということで、笑顔にかこまれているメンバーは、どんなことを心がけているんだろう?と勝手に観察させてもらって、勝手に研究させてもらっています(笑)
そのなかの一つを紹介します♪
ちいさな意思表現
重症心身障害をもつこども達と接していると、本当にたくさんの気付きをもらいます。そのなかの一つで、「意思表現は言葉だけではない」ということがあります。
「言葉」で自分の意思表現をすることがむずかしいです。言葉がつかえないのであれば、どうやってコミュニケートするのか。それを一緒に考えることでその人らしいオリジナリティ溢れる意思表現方法がうまれると思っています。
「表情」「心拍数」「血圧」「呼吸」「手」「足」「目」「口」「肩」・・・など今思いつくだけでも、意志を表現する手段はたくさん出てきます。
たとえば、ヘルパーの手をギューって握ってもらうという意思表現です。
ヘルパー 「歯磨きは今したい?」
利用者 「・・・」
ヘルパー 「じゃあ、あとでする?」
利用者 「ギュー」
といった具合で、コミュニケートします。
たとえば、深呼吸をつかっての意思表現もあります。
ヘルパー 「今日は黄色の服に着替える?」
利用者 「・・・」
ヘルパー 「赤色の服にする?」
利用者 「ス~ハ~(深呼吸)」
言葉がつかえなくても、お互いの意志疎通がとれています。
しかしながら、「今から歯磨きするね~」「今日は黄色の服にするね~」と、介護職側の意志だけで決めてしまっている場面をみてきました。
それは、とても悲しくなります。一生懸命に自分の意志を表現しようとしているのに、介護する側がそのことに気付こうとしていないのは、人権擁護の観点からも虐待と言っても過言ではないとおもっています。
言葉がつかえないということは、それ以外の部分で可能性に満ち溢れているということです。その可能性に気付こうとする気持ちと、一緒に表現方法をさがそうとする気持ちがあれば、それほど素晴らしい関係はないとおもいます。
ある日、女の子がショートステイに行きました。ぼくともう一人のメンバーとで「バイバ~イ」と見送ったときのことです。
ぼくは気付かなかったのですが、女の子が右手を小さく振っていたことに、もう一人のメンバーが気付いて、「バイバイしてくれてるの!ありがとう!かわいいなぁ♪いってらっしゃ~い♪」と言っていました。
笑顔にかこまれているメンバーは、どんな「ちいさな意思表現」も見逃さないなぁと感じたエピソードでした。
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こんな感じで、メンバー一人ひとりの心がけていることや考え方を、研究していると、、、気付いたら14個集まっていました♪ もっと気付きが増えるとおもっています♪
なんだか、これを集めて本にしたいなぁという想いが芽生えてきました。
本なんか作ったことないし、どうやって作るのかもわからないけど、、、「作りたい!」そんな心の声を大切にします。
出来上がったら、読んでいただけるとうれしいです♪
今のところタイトル(仮称)は、
「介護職で笑顔にかこまれている人たちが大切にしている14の考え方」
でーす。
ブログ、いつも読んでくださって本当にありがとうございます。
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